正直、タイヤの交換時期はいつなのか?
皆さん、こんにちは~。
メディア事業部の石田です。
今回はスタッドレス早期予約キャンペーン!・・・の前に、そもそも『タイヤの交換時期はいつなのか??』という事を、皆様に知って頂こうと思います。
タイヤの状態で8分山や5分山という言葉を見たり聞いたりされたことがあると思います。知らなかった人ほどよく聞いて下さい。
タイヤには「スリップサイン」というタイヤの交換時期を知らせてくれる印がついていて、タイヤの溝をよく見てみると、溝の一部分に「山」があるのが解ります。
走行距離が多くなったタイヤは溝が磨耗していき、このスリップサインが出現し、溝と面一になってきます。
新品のタイヤは溝の深さが約8mmほどあり、スリップサインのでる1.6mmまで使用できます。このスリップサインはすべてのタイヤに義務づけられているもので、一般的にこのラインが出現すると溝の高さが1.6mm以下になっていることを知らせてくれています。※溝の高さが1.6mm以下のタイヤで走行する事は法令で禁止されています。
この差の6.4mm分の間で測定した残りの山を「○分山」と言います。
単純に6.4mmを10で割って、1分=0.64mm換算といったところです。
擦り減ったタイヤで急ブレーキをした場合、車の制動距離が延びてしまい、事故につながる可能性がとても高くなります。交換のタイミングとしてスリップサインが出現した時は、速やかにタイヤを交換しましょう。高速道路をよく使用される方は尚更です。
次の疑問は『新品のタイヤでどれくらい走れるのか?』『山1分でどれぐらい走れるのか?』といったところでしょうか。
新品のタイヤでどれくらい走れるものなのか?
これは車種や乗り方によって大きく変わる部分ですが、タイヤが1mm減るのに5,000kmと言われています。新品のタイヤの溝が大体8mmで、1.6mmまで減るには32,000km走れる計算ですが、乗り方によっては50,000km走っても大丈夫な場合もございます。
山1分で2,000km~3,200kmと思えば、交換時期の計算がしやすいと思います。
その他にも、走行距離が少なくても、タイヤは3~4年経つとゴムが劣化しはじめ、ヒビ割れが見られるようになります。ヒビ割れが目立ちだしたらご注意ください。
製造年週を知るには、タイヤの横に4~6桁の数字で刻印された数字で経年を知ることが出来ます。
写真は2014年の4週目に作られたタイヤという表記です。4年以上前のタイヤは一度、整備士に見てもらった方が無難です。
タイヤは命を預けてるパーツなので、一番気に掛けないといけない部品でもあります。磨り減ったタイヤを使用してると、制動距離が延びたり、路面に落ちているゴミなどを拾い上げ、パンクする可能性が高くなります。走行時の突然のパンクは、死亡事故や、廻りを巻き込んだ事故に繋がります。日頃からタイヤ残り溝の確認、適正なタイヤエアー圧の確認が必要です。
以上、タイヤの交換時期について書きましたが、この記事を読んで心配になった方や、心当たりのある方は、一度平安オートにご相談ください。平安オートのスタッフが適切にアドバイス致します。
平安オート整備フロント TEL:075-661-0750
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