整備部
豆知識
部品の劣化
毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、日々のメンテナンスでは、あまり見る機会の少ない部品の劣化について、ご紹介したいと思います。
年式の古い車や走行距離の多い車では、知らない間にいろいろな部品が劣化していきます。
エンジンの周辺に使用されているゴムホースは、長い間熱や振動など、いろいろな原因で劣化していきます。
例えば、エンジン本体及びトランスミッションについていて、振動や揺れをボディに伝えないようにしているエンジンマウントが劣化すると、エンジン振動の増加につながります。
上記、写真はドライブレンジに入れるとエンジンの振動が大きいというお客様のお声を頂き点検した結果、エンジンマウントの一部が劣化により破損していました。交換後、振動は軽減されました。
次の写真は年式の古い車のブレーキホースです。見ての通りひび割れています。このまま使用するとオイル漏れが生じブレーキがきかなくなり大変危険です。
この他にも、いろいろな部品で車は造られています。その一つ一つの部品を点検するのは、難しいですが、早期発見するために、定期的な点検をお受け頂く事をお勧めします。
次の記事:警告灯(チェックランプ)が点灯したら・・・へ
前の記事:ペダルゴム磨り減っていませんか??へ
コメント
No comments yet.