《 ボヤ騒ぎ!!》
先日、皆んなが寝静まった夜中3時半頃に、消防車のけたたましいサイレンが鳴り、丁度、町内に入った所でピタッと止まったので、思わず飛び起きて窓を開けて見ると、10数台の消防車・パトカーが赤色灯をつけ家の周りに来ていたので、夫婦で玄関を出てみたら、近所の方もたくさん出ておられ、斜め向かいの家(3階)から黒煙が出ていました。
隊員の大きな拡声マイクで「14インチTVより失火、衣類等消失・鎮火しました。 以上」と報告をされていました。
その光景を見ながら、ふと思い出す事があります。
実は、私が夜間高校2年の秋、両親と妹の4人でスーパーマーケットの2階に住んでいた時、1階はスーパーの各店舗で2階が住居になっていて、計12世帯の共同生活でした。
私が仕事をしていたら、上司の方が血相を変えて「お前とこの家が火事や!すぐ帰れ!」と言われ、必死で帰ってみると見るも無残な状態。。スーパーが全焼でビックリしたと同時に全身の力が抜けました。母親が救急車で病院へ行ったとの事。
火元は何と自分が毎日夜中まで聞いていた“古いラジオ”からの漏電が原因でした。
火事の怖さは一瞬にして全てを焼き尽くし、その人の人生を大きく変えてしまう事です。
いろんな方から協力して頂き、無一文になった私達家族を支えて下さった方々に対して、一生をかけて感謝する毎日です。
着る物から食べる物全てを頂いた上に、絶対忘れられない温かい心のこもった言葉・・・
「こんな事で自分が負けたらアカン 頑張ろな!人生は勝たな何にもならへん。」
声をかけてくれた人達がいてくれたおかげで今の自分が、家族が有ると思います。だからどんな小さな事でも、困った方が目の前におられたら声をかけずにはいられません。
それが私の生き方です。
今回、近所の方もボヤ程度で済んで、本当に良かったと思います。
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