未来の車が出来れば・・・

　近年、高齢者の運転による車の交通事故は増え、その度に「高齢者は自主的に運免許を返納しましょう」とマスコミに取り上げられています。警視庁のHPでも「運転免許の自主返納をお考えください」と発信しています。

確かに被害にあわれた方やご家族の心情は「運転しないで欲しい」でしょう。

しかし実際には、75歳以上の高齢者より16～24歳の若者のほうが事故は多いのです。

公共交通機関が充実していない地域の方は「足」となる車に乗れない状況を自らつくり出すことは「死活問題」と言っても過言ではありません。また、免許を返納して外出しなくなることで、認知症を発症したり、進行させてしまうことの恐れ等、高齢者側にも簡単に返納出来ない理由があります。

　現在、すでに多くの自動車メーカーで開発が進められている自動運転車。モーターショーなどではさまざまなコンセプトカーが登場しています。携帯電話がスマートフォンに進化したように、私たちが乗っている自動車も日々進化しています。この「未来の車」が発売されれば、事故もなくなり、高齢者であってもいつでも外出できる世の中になるでしょう。

開発関係者の方、頑張ってください！！