大切な家族との別れ

先日の朝、可愛がっていたペットが天国に行ってしまいました。

ペットとの出会いは、今から５年前の９月に、行きつけのペットショップの
ブログで『小動物入荷』のニュースを何気なく見ていた時に見つけて
一目惚れした巻き毛モルモットの男の子でした。

白い巻き毛に顔半分がうす茶色の模様入りで、黒いまん丸の目が何とも
言えない可愛らしさで、写真を見た時は女の子かと思ったぐらいでした。

お店にＴＥＬして「仕事が終わってから見に行きたいので売らないで待ってて下さい」
とお願いまでして、見てから即決で家族に迎えました。

体の色や見た感じ女の子のような優しい風貌から、優(ゆう）と名づけました。

小さな内はものすごくやんちゃ坊主で、箱から脱走なんて事もしょっちゅうでしたが、
大人になってからは、水が好きで　給水ボトルをガジガジとかじってうるさいぐらい…
寒くなるとエアコンの温風があたるように、自分でケージの中に入れている家（かまくら式の）
によじ登り、暖かい風に吹かれて目を細めている姿はまるでネコのようで…

毎日仕事に行く前には「ゆうちゃん行って来るね。お留守番よろしく！」と声をかけ
帰宅したら「ゆうちゃん ただいまー。お留守番ありがとね。」と言うのが私の日課でした。

昨年の、人間でさえたまらなかった暑さを乗り切り、今年は我が家に来て５年目。
そろそろ寿命も近づいて、その日が来なければいいのにと願っていた毎日…
ここ１ヵ月くらいにずいぶんと痩せて来て、家族でもしかしたらこの夏は越せないかも
知れないね…と言っていた矢先の事でした。

帰宅していつも通りに声をかけ、お留守番のお駄賃に、最近いちごをあげるのが日課
になっていて、その日もいちごを美味しそうにかじっていました。
ただいつもと少し違ったのが、いつもなら少しは食べ残しがあるモルモットフードが
翌朝は何にも残さずにきれいにたいらげてあった事。
まるで、これから自分が長い旅路につく事をさとって、旅支度をして行ったかのようでした。

５年目前にしての４年半、つらい時も悲しい時も仕事や家事のストレスも、ゆうの顔を見て
いると癒されましたが、もういないのはとても淋しくて…。

また生まれ変わって来てくれる事を心から願っています。今までありがとうね ゆうたん。