たまごかけごはんの思い出

私の田舎は京都市とはいえとても山奥で、子供の頃祖父母の元で育ちましたが、野菜類はほぼ自給自足、肉類は冷凍保存が普通でした。

コンビニなんてないし、お店も農協が１軒だけ、週末になると食料品の移動販売車が
やって来るような場所で…。（公共の交通機関が通っていない為、買い物に行くには
自家用車が必要）

我が家でも祖父母が農協でヒナ鳥を購入し、自家製で卵を獲る為に飼育していたので、
いつも産みたて新鮮な卵が食べられたものです。

新鮮だから、アツアツのご飯にかけて、醤油ともみのりを入れて卵かけごはん。
他におかずが要らないぐらいの贅沢でした。

現在は祖父が田舎を引っ越した為養鶏はしていませんが、先日仕事の帰りに夕飯の買い物でイオンへ行った時、たまごかけごはんで有名な『食堂　かめっち』さんで出しているという卵を見かけたので、思わず買ってしまいました。

ついでにたまごかけごはん用の醤油まで。

私が子供の頃には、たまごかけごはんの醤油なんてなかったもんだけどなぁ…

今年、テレビで『ロケみつ』を見ていた時に、西日本ブログ旅でおなじみの稲垣早希ちゃん
が岡山県の『食堂　かめっち』さんで美味しそうにたまごかけごはんを食べていたのを見て、一度行ってみたいと思っていたので、見つけた時は嬉しくて、あった～って思って
迷わず買いました。

卵を見つめながら、田舎のたまごかけごはんを思い出し、とても懐かしくなりました。