トロリーバス

先月に社員旅行に行かせて頂きましたが、黒部ダムに向かう関電トンネルにて、初めてトロリーバスを体験しました。トロリーバスは無軌条電車とも言われ、その名の通り電気で走り、線路上では無くタイヤで走行するものです。僕はトロリーバスと出会って、昔に活躍していた乗り物ではありますが、逆に昔からこんなにエコなものがあったにも関わらず何故普及しなかったのだろう？と疑問を持ちました。少し調べてみたので、皆さんに紹介したいと思います。

長所
①軌道（線路）がいらない為、建設費やメンテナンス費用が安い
②タイヤで走行する為、振動や騒音が少ない
③電動機にて走行する為燃料がいらず、排気ガスを出さない

短所
①トロリーポール（電力供給の為のもの）があり、簡単に路線変更が出来ない
②架線のないところしか走れず、架線が沿線の景観を損ねる
③日本の様に幅が狭く交通量の多い道路では、渋滞の原因となる
④一運行に対する輸送量に限界がある
簡単な説明ですが、上記の理由と性能のいいディーゼルエンジンを積んだ大型バスの出現により普及しなかったようです。やっぱり、時代はハイブリッドカーでしょうか。